素数大富豪の立ち回り方【脱・初心者向け】
こんにちはクリスティーネ金子です。
先日公開した【初心者向け】の記事を読んでいただいて、大体の立ち回りが分かった皆さんにさらなるステップアップを図っていただこうというのがこの記事の目的です。前回の記事を読んである程度理解した前提でお話ししますので、まだ読んでない人はこちらから。
素数大富豪の立ち回り方【初心者向け】 - クリスティーネ金子(仮)のブログ
今回のテーマは2枚出しで出すことの出来る素数についてです。2枚出しできる素数は全部で37個あり、初心者から脱却するには全部把握する必要があります。しかし、後述するように丸暗記の必要はありません。この記事の前半では覚えなくても素数かどうかその場で判断できる、121より小さい素数25個についての考え方、後半ではそれより大きい11個の素数についての考え方をお話しします。
121より小さい素数25個を覚えよう
覚えようとか言っておきながら覚える必要は一切ありません。というのも前回の記事で示した2、3、5の倍数の判定法に加えて、今回の記事で示す7、11の倍数の判定法の5つの判定法を行うだけで、11×11=121以下の数が素数かどうか判別することができます。
倍数の判定法(中級者向け)
- 11の倍数の判定法
【(一の位の数)+(百の位の数)+(一万の位の数)+・・・ 】と【(十の位の数)+(千の位の数)+(十万の位の数)+・・・】の差が11の倍数ならその数は11の倍数です。
例えば、18392ならば、【2+3+1】−【9+8】=−11で11の倍数、5938429ならば【9+4+3+5】-【2+8+9】=2で11の倍数ではありません。
- 7の倍数の判定法
7の倍数かどうかを調べるためには色々な方法がありますが、4桁以下の数では実際に頭の中で計算する方がやや早いです。慣れない内は計算ミスをしまくりますが、頑張ってください。(投げやり)
121より小さい数では、この5つの判定法を使って瞬時に素数か否かを判別できるようになりたいです。もちろん、初めからこれが瞬時に処理できる人は多くはいないので、ゆっくりでもいいので数をこなして慣れていきましょう。
121より大きい素数について
2枚出しで出せる121より大きい素数は
- 1213
- 1013
- 911
- 811
- 613
- 313
- 311
- 211
- 139
- 131
- 127
の11個あります。何回も実践して自然と覚えてしまいましょう。
この中で1213は2枚出し最強の数でなおかつ使いにくいQを消費できる素晴らしい素数なので大切に使いましょう。Jは9、8、3、2と一緒に出せるカードだということを覚えておきましょう。
まとめ
脱・初心者のためには2枚出しの素数のカードとお友達になることが肝要です。何の脈絡もない素数を把握するのは辛いと感じる人もいると思いますが、ここを乗り越えると素数大富豪の面白さが一気に広がります。頑張りましょう!!