千年の時を超えて藤原道長邸跡(土御門殿)でお月見をした話
こんにちは。クリスティーネ金子です。
先日、こんなツイートを見ました。
話題提供)藤原道長の有名な句「この世をば わが世とぞ思ふ 望月の 欠けたることも なしと思へば」が詠まれたのは1018年10月16日(旧暦)つまり今年は1000年目!旧暦16日の月は丸い形。調べてみると満月でした。今年の旧暦10月16日は11月23日。満月。道長気分?で空を眺めてみてはいかがでしょう🌕
— 井上毅(いのうえたけし) (@INOUE_Takeshi_) 2018年10月6日
ほんまかどうか知らんけど今の暦の11/23に当たるのか〜と思っていたらたまたまその日は京都にいることがわかりました。せっかくなので道長が住んでたあろう京都御苑の方に行ってお月見をしようということになり、
行ってきました。到着するまでの写真はiPhone6クオリティなのでご勘弁を。
真っ暗だったのでめちゃくちゃ怖かったです。京都御苑は昔天皇が住んでいた土地をそのまま整備しただけあってクッソ広いです(東京ドーム約20個分)。小さい白い石が敷き詰められただだっ広い土地が広がっています。夜だからか周りにほとんど誰もいないし、発生源のわからない音とかあちこちから聞こえてきて発狂しそうになりました。
暗すぎるので夜の京都御苑に行くときはヘッドライトか懐中電灯は必須です。今回はこれを持って行きました。途中で充電が切れかけたけどモバイルバッテリーから充電できたのでやはり神。
あと11月にもかかわらず京都はアホみたいに寒いので防寒対策は必須です。まあジオライン着てたんでそんなにダメージは大きくなかったんですが手足はクッソ寒かったです。
思いっきり道に迷いつつも夜番の警察官の方に道を教えていただいてなんとかたどり着くことができました。位置としては「大宮御所の北東」です。行ったらこの看板が立っているので多分わかります。
この場所で1000年前の道長がかの有名な「この世をば わが世とぞ思ふ 望月の 欠けたることも なしと思へば」を歌った(とされている)のです。手足の寒さと誰もいない恐怖に打ち震えていた私はここでテンションが爆上がりしました。
1000年前も道長さんはこの月を見てたのか〜ってなってすっごいはしゃいでました。
機材不足のためヘッドライトを使用しました。
一通り写真を撮り終えてひと段落したところで、ちょっとベンチに座って平安時代の雰囲気を勝手に妄想していました。平安時代にタイムスリップしたい…タイムスリップしたくない…??
しばらくぼーっと月を見て座っていると…
寒い!!!!!!!!!
外で30分もじっとしていたら(気がついたら30分経っていた)、流石に天下のジオラインといえども寒いものは寒いです。とっとと帰りました。
まとめ
・平安時代をなんとなく感じられた気がしたので満足
・とはいいつつも寒さで風流どころじゃない(今に比べて昔の京都はもっと寒かったと聞くけど一体どうしてたのか…???)
・もしこの先都を移す決定権を与えられたら年中過ごしやすい南国の地とかにしたい。
(冬の夜はともかく、暖かい時期の昼間とかなら京都御苑は静か&のどかで過ごしやすいいい場所です。)
途中でこんなことを考えていました。